MASCHINE STUDIOと言った機能拡大版のハードウェアが出ているようですね。
しかし、世間的にはそれほど賑わっていないのは、「全てを一台で完結したい!」といった、オールインワン環境を今のユーザーは追い求めていないのかも知れない。あまり大きい物を置きたくないということや、高価になってしまっては意味がない?と言った意見も聞きます。
本題に入りましょう。
重い腰を持ち上げて、発売当時に購入した Native Instruments MASCHINE MIKRO MK1 にようやく触れました。デジタル機材を寝かせてしまうと良くないのはわかっていますが、この製品に関しては、NIさんが根強くバージョンアップを繰り返してくれているようで、まだ使える機材のようです。
但し、Ver.2へのアップデートは有料のようですが、自分に合っていない機材なのかどうか見極めるべき、重たい腰を持ち上げたという状況です。
余談ですが、シーケンサーと言えば、以前は横軸の Logic や Cubase なども使っていたが、複数のパターンを作ってそれを並べて行くいわゆる MPC スタイルの作り方に慣れてしまったので、他のシーケンサーの操作が億劫に感じてしまうというよくある症状です。
この MASCHINE に関しても、どうしても MPC との比較をしてしまう。MASHCINE には機能が多い分、ページが隠れていたり、何かをしたいときに探さなければならなかったりして、どうしても「面倒くさい」という印象が拭えない。けれども、じっくりと触ってみると、「あぁ、こんな作りなのか。確かになれるとこれは便利になるんだろうな」という実感もある。
■改善要望
ソフト面
・小節(Bar)の指定が出来るようになって欲しい
ハード面
・「FULL LEVEL」の専用ボタンが欲しい
・ロケートやPLAY、REC ボタンなどの配置をMPC同様にして欲しい
・外部の MIDI OUT が複数欲しい(STUDIOにはあるようです)
細かく言うともっとあるけど、なるべく慣れようと思っています。
それにしても、サンプリングした時に、指を離すとサンプルも鳴り止んでしまうのが厄介です。
リズムマシン系のサンプリングだと普通「ワンショット」になっているのが自然だと思っていたので、
これを「ワンショット」に変更する方法がイマイチわからず悩みました。
●サンプルのEnv設定
[SAMPLER]タブの[Pitich / Gate \Amplitude Envelope]を選択し、
その設定の中にある、Pitch / Gate の「Type]から「Oneshot]を選ばなくてはならない。
サンプリングの画面にないことと、どうしてこんなに深い階層にこれがあるのか、ユーザー視点から考えるとちょっと理解できなかった。
とりあえず、慣れよう。