2016年3月21日月曜日

【時事ネタ】「アドラー心理学」、「良寛」

時事ネタ

・アドラー心理学
最近、電車の吊り広告やネット広告などで「アドラー心理学」が再流行となっているといった記事をみかける。実際に役立つ心理学だったり、嫌われる勇気など、その言葉を使って賑わっている。
紀伊国屋などでも売れているそうで、他にもとランキングを眺めているとバシャールも再脚光を浴びているらしい。ワクワクがどのように紹介されているのかちょっとだけ気になる。

・良寛
誰もが知ってる手まりのおじさんと紹介されているが、学識が無いため知りませんでした。
生涯や詩歌を眺めてみると、漢詩に影響され、恵まれた家庭環境を捨て禅の修行を行い、やがて世捨人となり、住所不定無職で托鉢しながら清貧の生活で生きながら、世の常を観察するだけでなく自分の生涯すらも観察しながら言葉として残していった生涯の潔さが通じる。
以前、小林一茶のことを調べている頃に、基督教の影響からからどんどんと神々しくなっていく世界観や茶室を知り、なにか商業的な成功のものを感じて違和感に似た距離感を覚えた記憶が蘇りました。
それとは、異なる。
きっと、言葉すらも残さず、感覚だけで伝わることの方が実際の理解ではあると思うのだけれども、この情報化社会や環境としてすでに言葉まみれになっているご時世なので、それを得る機会は難しい。座禅のように、自分で理解してこそ本当の理解であるのだから。

そんな風なことを思った。

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