2020年2月25日火曜日

OBS Studio同士をNDIで連携(OBS NDI Plugin)


OBS NDI Pluginをインストールすると、OBS Studioのソース項目に表示されるので、選択すれば使える

■前置きや余談

無料とは思えないほど高機能なOBS Studioを、より便利にするためにNDIプラグインをインストールしてみた。

NDIは、LAN接続で複数のマシン間を自由に繋いでくれる利便性があります。
遅延は少しだけあるが、実用範囲。

これによって、別マシンでPC負荷の多い処理を行ったり、E-sportsの集計(メディアソースでPhotoshopを読み込んだほうが良いが、例として)を行ったりと、幅が広がる。遅延は1フレーム程度なので実用的。
個人的には、クロマキー合成した各カメラソースに各背景画像を重ねたシーンをいくつか作ってのスイッチングをするなど、無料でTRI CASTER的なことができるシステム構築。

例:
 ソース1 全景(カメラ1 クロマキー抜き 背景1)
 ソース2 Zoom下手(カメラ2 クロマキー抜き 背景2)
 ソース3 Zoom上手(カメラ3 クロマキー抜き 背景3)

また、全景カメラ1台のみで、デジタルズームでソース2,3のカメラとすることも可能。

それぞれのシーンをMVで切り替えて、HDMI出力して別スイッチャに入力するなどすれば、より安心。また、シーン切り替えで音声フォローもするようにすれば、E-sportsなどのゲーム配信でも効果を発揮するシステムだと言える。

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■やりたいこと

・OBS同士をNDIで連携

■PC環境

・macOS Mojave 10.14.6
・MacBook Pro(Retina,Mid 2012)
 2.6GHz Intel Core i7
 16GB 1600 MHz DDR3
 起動ディスクSSD1
 グラフィックス NVIDIA GeForce GT 650M 1GB / Intel HD Graphics 4000 1536MB

・ネットワーク接続(各パソコンのOBS)

■アプリケーションとプラグイン(無料)

・OBS Studio 24.0.6(64bit)(2020/02/25現在・最新)

・OBS NDI Plugin
 obs-ndi 4.7.1(2020/02/25現在・最新)
 ダウンロード:https://github.com/Palakis/obs-ndi/releases

 現在、次の3つの統合が利用可能です。
 -NDI Source:従来のソースと同様に、NDIソースをOBSに追加します
 -NDI Output:メインプログラムビューをNDI経由で送信します
 -NDI Filter:親OBSソースをNDIに出力する特別なOBSフィルター(オーディオはビデオキャプチャソース、メディアソース、VLCソースでのみ動作します)

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