PR-810HD は、基本操作など、PR-80と同様なので、元々の操作性の良さや明快なインターフェースなどで、誰にでもすぐに使えると思う。
大きな違いと言えば、PR-80(SD)、PR-810HD(HD)ですが、他にも、パソコンで作った素材の対応種類が大きく増えたことがありがたい。
これは、PR-80ユーザーであればわかると思うが、以前は、DVストリーム・ファイルといったいわゆるminiDVテープの映像素材にしか対応しておらず、コーデックや設定を正しく書き出しているつもりなはずでも、なぜか読み込めないといった問題があったり、Macユーザーは、iEEE1394経由で取り込んで、イン点アウト点をPR側で設定するなどといった非常にアナログライクなやり方をしている現場を多くみていたから、この多種類のファイルの読み込みは本当にありがたい。
以下、比較
PR-810HD
素材の種類ファイル・コンテナコーデックなど音声
動画
AVI(.avi)
QuickTime(.mov)
Apple ProRes 422(HQ)
MPEG-2 TS(.m2t)
MPEG-4(.mp4)
静止画
Windows Bitmap(.bmp)
PNG(.png)
JPEG(.jpg)
音声
Wave(.wav) -
リニアPCM、16 または24 ビット、48kHz、8ch まで
PR-80
• メモリー・カードのフォーマット
FAT16 もしくはFAT32 フォーマット
• ファイルのフォーマット
動画: DV ストリーム・ファイル
静止画:JPEG ファイル
• データのフォーマット(CODEC)
動画: DV、NTSC、48kHz 16bit PCM Audio
静止画:JPEG(横:縦= 4:3 の比率のもの)
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