2022年1月5日水曜日

共通点:南海トラフ地震の被害予想地と空き家状況

南海トラフ地震の被害予想を上から見ると、静岡、和歌山、高知、三重、宮崎、徳島、愛知、大分、愛媛となっている。

0円の空き家物件情報の上位とほぼ同じだが、静岡だけそこに入っていないのは、やはり都心へのアクセスの良さだろうか?

太平洋側は地震や津波の恐れがある
日本海側には原発の稼働地が多くある

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■南海トラフの巨大地震

静岡県の駿河湾から九州の日向灘にかけての海底には、日本列島のある陸側のプレートの下に海側のプレートが沈み込んでいる溝のような地形「南海トラフ」があります。

このプレートの境界には少しずつ「ひずみ」がたまっていて、限界に達すると一気にずれ動き、巨大地震が発生します。これが「南海トラフの巨大地震」です。

南海トラフでは、100年から200年の間隔で、マグニチュード8クラスの巨大地震が繰り返し発生しています。

最も新しいところでは、昭和21年(1946)に西日本の広い範囲に大きな被害をもたらしたマグニチュード8.0の「昭和南海地震」が起きています。

・南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ

政府の中央防災会議は、科学的に想定される最大クラスの南海トラフ地震(以下、「南海トラフ巨大地震」という)が発生した際の被害想定を実施しています。

この被害想定によれば、南海トラフ巨大地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されています。

参考:https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/natural-disaster/natural-disaster_17.html

参考:http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/nankaitrough_info.html

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■日本の原子力発電所マップ 2021年版

東日本大震災の発生前、日本には54基の原発があり、日本で使う電力の30%前後を原子力で賄っていた。しかし、東京電力の福島第1原子力発電所の事故により、原発に対する不信感や不安感が強まり、原発の位置づけは大きく変わった。

事故から10年が経過した2021年3月時点で地元の同意を得て再稼働した原発は大飯(関西電力)、高浜(関西電力)、玄海(九州電力)、川内(九州電力)、伊方(四国電力)の5発電所の9基のみ。西日本エリアに集中しており、いずれも事故を起こした「沸騰水型」の福島第1原発とはタイプが異なる「加圧水型」だ。一方、東日本大震災以降に廃炉が決定した原発は21基に上る。

2021.03.18

参考:https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00967/
参考:https://www.nsr.go.jp/jimusho/unten_jokyo.html

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